「先日授業参観に行ったんですけど。

いつの時も居るとは思うんですが、落ち着きのない子って居ませんでした?

その落ち着きの無さが、自分達の頃と比べて差がありませんか?

授業中、普通に教室をウロウロしたり廊下に出て行っちゃったり。

先生が話してる中、大きい声で遮ったり。

黒板思いっきり叩いたり。」

見てて思ったんですよ。

僕らの時って、そういう行動したら厳しく注意されたり引っぱたかれたりしてましたよね。

こうあるべきだ的な。

レールから外れたような行動したら無理やり押さえつけられるというか。

廻りに合わせる教育、右向け右!的な。

でも、そうやって個性を殺されてたのかなって。

今の時代は、廻りに合わせる、バランスとれてる能力ってよりは、

何か一つに尖っている能力を持っている方が良いと思うんです。

だから上から押さえつけて言うことを聞かせるってのはよくないだろうなって。」



「そうなんですか?



「それって恐くないですか?

まるで社会に適合する人間とそうでない人間を選別してるような。」



こんな話をしました。

勿論証拠があるわけでなく仮定の話です。

家に帰ってからも、頭から離れませんでした。

そして思い出したことがあります。

5年くらい前のことなんですが、

知り合いにダウン症の子供を持つ親がいます。

その人が言っていました。


「・・・私は子供に無理をさせていたんだな。

言いたいことがあるわけではないんです。

美容室での会話から、このことを今日ずっと考えてた一日でした。




悪気があったり、誰かを責めたりしたいわけではありません。

もし不快な思いをさせてしまった方がいたら、ごめんなさい。

心からお詫びいたします。